PPDACサイクル?PDCAじゃないの?
横文字ばかり並べると怒られ(誰に?)そうですが。
前回も書きましたが、研究者が何に困っているかにいつも思いを巡らせています。
知り合いにも研究者は何人かいますし声を聞きに行ったりもします。
しかし、そう簡単には見えてこない。いやほんと。困っちゃう。
打開策が見えないと私含め頭の硬いメーカーの人間たちは、
ふんわりした言葉に頼ろうとします。例えば、ビッグデータとか。
ああ、奇特にも当ブログまでお越しくださった方の苦笑が見えます。
まぁ、しがないメーカーの考えることですから、ありきたりかつちょい古い
というのは仕方のないことです。
ということで、データを利用するにはとつらつら入門ガイドを見ていくと、
PPDACサイクルというのが目に止まりました。
PDCAサイクルなどは、メーカーですからカイゼンと同様に有名な単語ですが、
こちらのサイクルには聞き覚えがありませんでした。要点を抜粋すると、
<P> Problem=問題を見つける
サイクルの最初にあたりますでしょうか。問題がないと何も始まりませんから。
<P> Plan = 計画
どのように進めていくかを立てます、これはPDCAと一緒ですね。
<D> DATA = データ収集
計画を元にデータを集めます。
<A> ANALYSIS = 分析
Problemの段階で見出した問題点を中心にデータを分析します。
<C> Conclusion = 結論
分析を解釈します。そして新たにProblemを見つけ出します。
と、このようなサイクルを回すことでデータ解析による問題の発見や解決を行うフレームワークのようです。
そりゃそうじゃねーか、と言いたくなるような内容ですが、おそらく、この流れを元にして、
データ解析に関するスキルも把握、学習したほうが効率的なんでしょうね。
要点のまとめではProblemを最初に置きましたが、Problem = ユーザーの困りごと を見つけられていない我々としては、おそらく既存のデータを解析するところすなわちDかAから始めるべきといったところになると思います。
我々もそれなりにデータをもっているつもりではございますが、はてさてこれから何かよいProblemが見つかるかどうか。